2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「For Whom the Bell Tolls」

政治経済学部2年 佐古田継太「フセイン元大統領処刑から1年、イラクで消えぬ宗派対立」 「シーア派を標的にしたスンニ派武装勢力のテロ」 「イランによるイスラームシーア派組織の支援」 これらの見出しや記事を見て何をイメージするだろうか? そう、イラク…

「動物もストレスを感じる、しかし...」

商学部1年 花房勇輝ストレス。それはなにも私たち人間に特有のものではない。低い知能を持ち、比較的単純な感情しか持たない(と一般には考えられているであろう)動物にも、ストレスは存在する。それも、ごくわずかなものではなく、動物を死に至らしめるよ…

「一期一会」

商学部4年 柳毅一郎 イマームホメイニ空港に着くとそこは別世界であった。まず目に付くのは頭にスカーフをかぶり、首まで覆っている女性だ。当然のことながらペルシャ語が飛び交っている。 厳格なイスラーム教国であるイランでは、日常生活の中にもその教え…

合同コンテンツ「明日」

教育学部一年 岩本慧前回での発信で経済的希少性が低いために生活に生じるリスクが大きくなり、生活を圧迫される高齢者の人々の経済社会におけるセーフティネットの機能不全の原因を見てきた。今回の発信では彼らの所得保障のみならず、現役世代の所得保障も…

「日本の揺らぐ食卓を護るために」③

法学部1年 加藤洋平これまで発信してきたコンテンツでは、日本の脆弱な食料安保という問題の提起、その解決によって私が目指す理想社会、そしてその問題の構造の分析を行ってきた。今回は本コンテンツ最終章ということで、現状で打たれている政策を分析し、…

合同コンテンツ「おわりに」

以上のように政策集団「護り手」は変革論を主張してきた。社会が、真摯に生の保障機能を担うように。生の保障という「安心」がある社会こそが人々が活発に活動できる社会ではないだろうか。「自己責任」「個人の自律」という言葉も大いに結構ではないか。た…

合同コンテンツ「トゥモロー」

政治経済学部1年 太田龍之介先の二回で、働けない人の生の保障を担うための社会保障が脅かされており、それが今後高齢社会の進展により、一層基盤が危うくなるであろうこと、そして、働く人も物質的豊かさより精神的豊かさに重きを置くようになっている昨今…

合同コンテンツ「明日」

教育学部一年 岩本慧前回での発信で経済的希少性が低いために生活に生じるリスクが大きくなり、生活を圧迫される高齢者の人々の経済社会におけるセーフティネットの機能不全の原因を見てきた。今回の発信では彼らの所得保障のみならず、現役世代の所得保障も…

「非正規雇用者をどうするか」③

法学部1年 津田遼前回は、非正規雇用者が増加した原因を、時代的背景と政府の規制緩和といった側面から考察した。では、今、こういった問題を解決するため、いかなる政策がとられるべきなのだろうか。今回は、問題解決のため日本政府が取るべき政策の方向性…

「現代の食糧情勢を考える」③

法学部1年 小倉勇磨前回の内容をまとめると、いま必要なのは ?耕作放棄地?担い手問題という2つの日本農業の構造的問題を解決し、その上で?国際競争力の強化を行う、ことです。では以下に具体的な政策を述べさせていただきたいと思います。 まず一点目の耕作…

合同コンテンツ「嘆きからの脱出」

商学部1年 花房勇輝では、長時間労働の解決を阻害している要因と、その解決策について述べていきたい。 <裁量労働制>裁量労働制とは、労働時間の制約を受けず、業績に応じて給与が算定され支払われる形態の労働形態をとる職種に対して適用される制度のこと…

「地方を...どげさする?」③

政治経済学部1年 仲條賢太地方債は地方財政上2つのメリットがあります。第1に、財政運営の効率化です。つまり、地方債発行によって資金調達が可能になれば、その時々の租税収入の変動に左右されることなく、地方公共財を適切なタイミングで計画的に供給す…