Contents for Sending Values 「我ら共有の現在」
国際教養学部2年 鶴渕鉄平 これまでのコンテンツの発信と議論状況を振り返り、コンテンツの総括をしたく思います。まず、コンテンツ第一弾では、これから貧困問題を論じていくにあたって、貧困問題を日常生活にひきつけて考える土台を如何に構築するかに注…
国際教養学部2年 鶴渕鉄平 序 前回、PRSP(貧困削減戦略文書)の問題点を、 ①理念との乖離 ②構造調整貸付との差異のなさ ③優先順位付けの問題 と割り出した。 これを基に、先日、世界銀行情報センターに取材を行い、これらの課題点について議論させていただ…
国際教養学部2年 鶴渕鉄平 序 前回は、貧困層の生活改善のために、自助努力の重視と適切な評価・助言に基づく発展戦略が必要であることを導き出した。今回は、その戦略の在り方を考察するために、オーナーシップ・参加型開発という、解決方向性に沿う理念で…
国際教養学部2年 鶴渕鉄平 第三弾前半では、世界システム論の枠組みの把握と、サブ・サハラ・アフリカの現状と理論との整合性について検証した。その結果、世界システム論は、サブ・サハラ・アフリカの現状を資本主義を中心とした観点から把握するものとし…
国際教養学部2年 鶴渕鉄平 第二弾で見たように、世界には不平等な世界貿易構造が存在している。そして、そのために、サブ・サハラ・アフリカの貧困層は、貧困状態から逃れられずにいた。では、貧困改善のために、この不平等構造を改善し、アフリカの経済発…
国際教養学部2年 鶴渕鉄平 第一弾においては、サブ・サハラ・アフリカ*1の貧困の継続の原因は、世界経済体制にあると述べた。今回は、この内実を見ていく。 サブ・サハラ・アフリカの貧困とは? そもそも、サブ・サハラ・アフリカにおいて貧困状態に陥って…
国際教養学部2年 鶴渕 鉄平 昨年、「ほっとけない 世界のまずしさキャンペーン」というものが日本で広まりました。 引退を表明したサッカーの中田英寿選手をはじめ、女優の藤原紀香さんやGLAYのTERU氏が「ホワイトバンド」を身につけて、3秒に1度…