Contents for Sending Values 「安心から信頼へ」

  第五弾:纏めコラム

法学部2年 杉田壮 今回私は自己確認型犯罪、非行、また引きこもり等に見られる現代社会の病理を問題視し、コンテンツを進めてまいりました。自己確認型犯罪が生じてしまう原因として、日本におけるコミュニティの展開、都市化に伴う人々の生活の変化を背景…

  第四弾:空虚は充足へ

法学部2年 杉田壮 前回、社会背景としてコミュニティの概念の変容を述べてきたが、それでは実際に空虚感が生じてしまう原因、そして現状を分析しながら今回はその解決策を探っていく。 なぜ? 現代における自己確認型犯罪、非行などが生じてしまう根本原因…

  第三弾:コミュニティのあり方、コミュニティの概念

法学部2年 杉田壮 前回、人間関係の希薄化の原因を都市化に伴うコミュニティの変化にあることを述べたが、今回はコミュニティの変動が人々にどのような変化をもたらしたのか。その質的な面、内実について分析していく。 コミュニティに対する考えの違い そ…

  第二弾(下):都市化に伴うコミュニティの動態②(ライフスタイルとコミュニティ)

前回コンテンツ第2弾の上で述べた人間関係の希薄化はなぜ進んだのか。今回はその原因に挙げられる共同体の変動を日本社会の都市化を考察しながらふれていく*1。 1960年代〜都市化の時代 この時期における都市化とは、主に農村から都市への人口の集中を…

  第二弾(上):都市化に伴うコミュニティの動態①(戦後の犯罪類型)

法学部2年 杉田壮コンテンツ第一弾で述べた、空虚感に悩む人々が一体どのような問題を引き起こしているのか。今回はコンテンツ第2弾の上として戦後の犯罪類型を辿りながら空虚感は人間関係の希薄化から生じていることを述べていく。その上で共同体と人間関…

  第一弾:「空虚な自己」に見られる現代社会の歪み

法学部2年 杉田壮青少年の凶悪犯罪や不登校、ひきこもりなどの増加が取り上げられ、多くの人がテレビや新聞でこれらの問題を目にするようになった現在。凶悪事件の犯人の素性や実際のひきこもりの生活等のみがクローズアップされ流される中、これらの問題の…