Contents for Sending Values 「内なる力を実践に」

  第五弾:まとめコラム

政治経済学部2年 山田麻未 今回、「内なる力を実践に」と題しまして、私が現在の格差問題の根源であると考えている、「リスクの個人化」に対する改善のアプローチについて現状分析から政策論まで述べさせていただきました。コンテンツを通して議論を行って…

  第四弾:政策論

政治経済学部2年 山田麻未 【ワークフェア―教育の重要性―】 ワークフェアとは、働くことによる自助・自立を促すことによって、トランポリン、即ち失業状態にある人々をもう一度労働市場に引き上げるようなバネを持った機能を果たします。市場で競争が行われ…

  第三弾:市民連帯に基づく現在の取り組みと問題点

政治経済学部2年 山田麻未 これまで、派遣労働者の増加、格差拡大はリスクの個人化そして新自由主義的な現在の改革にあると指摘して参りました。「20年遅れのサッチャリズム」とも言われる現在の一連の改革ですが、そのサッチャリズムは、所得格差の拡大…

  第二弾:リスクの分散の役割を果たしていた中間共同体の機能不全の過程

政治経済学部2年 山田麻実未 ☆中間共同体のリスクヘッジ機能 ○高度成長期〜1990年代 高度成長期から1990年頃まで、私たちの生活において、将来の予測可能性は高くありました。〈教育〉→〈労働〉→〈退職〉という標準的なライフコースがあり、学歴に…

  第一弾:格差問題から考えるリスクの個人化

政治経済学部2年 山田麻未 最近良く耳にする「格差社会」という言葉。本が多く出版され、雑誌でもよくその悲惨な実態を叙述したり、格差社会・競争社会をいかにうまく乗り切るかの処世術などの特集が組まれています。 例えば毎日新聞でも「格差の現場から」…