2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「動き出した資源戦略」

理工学部3年 境基輔 原油価格の高騰。ガソリン代の引き上げ。およびバス運賃値上げ。今やエネルギー資源や希少金属資源をめぐった争奪戦が再度過熱していることは、日常生活においてその変化を肌で感じることが出来るようになったのではないだろうか。今年…

「2つの9・11」 

商学部3年 小松平信吾 9月11日。今日で同時多発テロから5年が経った。5年前、僕は高校生だった。正直に言うと、その日のことはあまり記憶にない。とは言っても、その記憶自体は凡庸で、テレビを見て驚くだけ。欧米と中東の歴史的な背景もたいして知らず、た…

  第五弾:まとめコラム

政治経済学部2年 山田麻未 今回、「内なる力を実践に」と題しまして、私が現在の格差問題の根源であると考えている、「リスクの個人化」に対する改善のアプローチについて現状分析から政策論まで述べさせていただきました。コンテンツを通して議論を行って…

 第五弾:まとめコラム

政治経済学部二年 佐々木哲平 ここまで、第四弾にわたるコンテンツによって問題提起から現状分析・政策の方向性まで提示してきた。ここではまとめとして、コンテンツの要点を取り上げた上で、所感を述べたい。私がこのコンテンツで終始述べてきたことは地域…

 第五弾:まとめコラム

政治経済学部1年 佐藤有希子 本コンテンツにおいて私は、今日の日本で働いても働いても生活保護水準以下の賃金しか得られないワーキングプアの増加について、原因の分析と政策提言を行ってきました。 まず、産業構造の変化と不況を背景として非正規雇用が増…

 第六弾:纏めコラム

国際教養学部2年 鶴渕鉄平 これまでのコンテンツの発信と議論状況を振り返り、コンテンツの総括をしたく思います。まず、コンテンツ第一弾では、これから貧困問題を論じていくにあたって、貧困問題を日常生活にひきつけて考える土台を如何に構築するかに注…

  第六弾「最終回。」

法学部1年 小島 和也 私はこれまで、所与の共同体の中でもとりわけその構成員と最も生活を共にする「家族」というものの崩壊というものに負の価値判断を下してきた。家族の構成員の中でも最も弱い存在、家族の構成員に経済的にも、道義的にも頼らざるを得な…

  第五弾:纏めコラム

法学部2年 杉田壮 今回私は自己確認型犯罪、非行、また引きこもり等に見られる現代社会の病理を問題視し、コンテンツを進めてまいりました。自己確認型犯罪が生じてしまう原因として、日本におけるコミュニティの展開、都市化に伴う人々の生活の変化を背景…

  第四弾:政策論

政治経済学部2年 山田麻未 【ワークフェア―教育の重要性―】 ワークフェアとは、働くことによる自助・自立を促すことによって、トランポリン、即ち失業状態にある人々をもう一度労働市場に引き上げるようなバネを持った機能を果たします。市場で競争が行われ…

 第五弾:政策論

国際教養学部2年 鶴渕鉄平 序 前回、PRSP(貧困削減戦略文書)の問題点を、 ①理念との乖離 ②構造調整貸付との差異のなさ ③優先順位付けの問題 と割り出した。 これを基に、先日、世界銀行情報センターに取材を行い、これらの課題点について議論させていただ…

  第五弾「君よ歌ってくれ 僕に歌ってくれ 忘れない家が、町がここにあるよと。」

法学部1年 小島 和也 序。 前回の第4弾においては地域内に存在する中小企業、伝統産業、学術機関、自治体、そして住民の情報交換、協力によって地域の産業を復活させる産業クラスターについて分析を行った。では現在、国がとっている産業クラスター政策のど…