2008-02-28から1日間の記事一覧

「地方を...どげさする?」②

政治経済学部1年 仲條賢太今回は、地方財政の現状分析を行っていきます。 地方自治体が行う支出は、統計上、公共支出全体の約六割を占めています。しかしながら、地方自治多全体の税収は、国と地方を合わせた税収の約四割しかありません。では、全税収のうち…

「現代の食糧情勢を考える」②

法学部1年 小倉勇磨では具体的にはどのように需給逼迫等、食糧安全保障上にリスクが発生しているのでしょうか。それぞれ見ていきましょう。需給逼迫リスク日本の食糧安全保障に対して、現在大きなリスクが発生しているが、そのリスクとは、一次的には食糧価…

「嘆きはどこに」

商学部1年 花房勇輝過酷な競争は、いったいどこで行われているのだろうか。どこの職場で、どこの職種で、どんな雇用形態で・・・。 <長時間労働の限度はどのぐらいか>まずは残業も含めた労働時間の上限、これ以上働いたら危険というのはどのぐらいの労働時…

「非正規雇用者をどうするか」②

法学部1年 津田遼 前回のコンテンツでは、現代の日本社会において、非正規雇用者人口比率が増加しており、これらの人々は1.低賃金、2.不十分な社会保障のため、経済的に不安定な状況のもと生活を送らなければならず、「幸福」を追求する土台にすら立て…

合同コンテンツ「ザ・デイ・アフター」

政治経済学部1年 太田 龍之介 前回は、「働けない人」への保障の不備と、「働く人」に起こる精神的不健康が、我々が満足のいく生活を送る上での生涯になっているとした。今回は、なぜ社会がそのような状態に陥ってしまったのかを考察する。 まず、「働けな…

合同コンテンツ「今日」

教育学部一年 岩本慧 前回の発信では、問題提起を行った。では、その問題を取り巻く現状すなわち「今日」はどうあるのか。以下に述べていく。 前回の発信でも触れたが、現在わが国においては、全世代にわたって低所得者層が拡大している。このような現状が意…

コンテンツ「日本の揺らぐ食卓を護るために」②

法学部1年 加藤洋平前回のコンテンツ第一弾では、世界での食糧需給の逼迫が日本にもたらしているリスクについて現代の時代認識から位置付けて問題提起した。そして、私がこの問題の解決の先に求める理想社会とは、日本に住む個々人が物質的、精神的に豊かさ…

「春の夢」

社会科学部一年 杉山健太祗園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。 ―『平家物語』―春がやってくる。未だ大気は冷気を帯びているが、それは風となりて若草の芳しい香りを人々の心へ届けてくれる。春がくるのだ。太陽の慈愛に満ちた光に照らされた大地が色とり…