2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「Where are the terrorists?」

政治経済学部2年 佐古田継太 「テロ」が人口に膾炙してからどれくらいになるだろうか。 テレビで新聞で、何気なく耳や目に入ってくる「テロ」。何だか得体の知れない、憂鬱でグレーなイメージをこの言葉は纏っている。だがこの「テロ」、一体何を指している…

「青い山」

政治経済学部一年 仲條賢太「冬は低く垂れこめて晴れる間もない雪空と、日本海の鉛色の海、白い波がしら、桃も李も桜も、一時に目の覚めたように咲き出す春、夏の紺碧の空にくっきりと残雪が光る鳥海山、この北方的な自然に抱かれて、僕は成長した。」 これ…

「終わりなき発展を目指して」

法学部1年 小倉勇磨前回は、地球温暖化の原因である、化石エネルギーの利用構造に焦点を当て、分析を行った。今回は、この原因に対して現在どのような政策が行われているのか、ということと、その不備に対してどのような政策を取るべきであるのか、というこ…

「コンテンツ2」

社会科学部1年 杉山健太3、【現状政策の分析】 HIPCイニシアティブと貧困削減戦略ペーパー(PRSP)a、重債務貧困国(Heavily Indebted Poor Country)イニシアティブの概要 この政策は、1996年、IBRD・IMFに…

「幸福のために」

教育学部1年 岩本慧 前回、高齢者の社会的孤立状態の原因を時代背景や社会構造から分析しました。今回は、高齢者の社会的孤立状態への対応策のいくつかの事例を挙げつつ、私の政策を提言したいと思います。 まず地方公共団体による対処策です。兵庫県神戸市…

「それぞれの幸福」

教育学部1年 岩本慧 前回提示した政策の実施により、コミュニティ・ビジネスが拡大し、弱体化したコミュニティを再生することが可能になるでしょう。そして、生活に生じるリスクが個人化し、ライフスタイルも多様な現代社会において、孤立せざるを得なくな…

「磨り減っていく歯車」

法学部1年 加藤洋平 我々の住む現代社会は果たしてどのようなものであるか。それはよく端的に「グローバル化された社会」と表現される。これは何重にも噛み合った歯車のような社会である。技術革新によりヒト・モノ・カネ・情報の流動性が増し、かつてはほ…

「迫り来る危機」

法学部1年 小倉勇磨 現代という時代の特徴はグローバリゼーションという言葉が良くあらわしている。航空・海運・情報などさまざまな分野における技術革新によってモノやヒト・金・情報の行き交いが活発化し、国際経済競争が激化した。世界経済も大きく成長…

「種」

教育学部1年 岩本慧 『社会的孤立状態はなぜ生じてしまうのか?』今回はその原因を時代潮流から探っていきたいと思います。前回、社会的孤立状態の最も恐ろしいリスクの一例として挙げた孤独死。孤独死という言葉が登場したのは、1960〜70年代と言われてい…