2007-01-10から1日間の記事一覧

「フランシス=フクヤマ著『アメリカの終わり』書評―慎慮ある普遍主義のかたち」

政治経済学部四年 折本龍則自由民主主義の普遍的妥当性を信奉する徒輩が開始した昨今のイラク戦争は、アメリカの誤算と敗北が次第に明らかになりつつある中で愈々混迷の様相を深めている。そうした矢先、これまでネオコンの理論的支柱と目されていたフランシ…