2006-01-31から1日間の記事一覧

コラム 現代歴史哲学的考〜フランシス=フクヤマ「歴史の終わり」を通して観る世界の今後

早稲田大学三年 折本龍則 かつて古代ギリシャの哲人は、歴史の循環を説いた。アリストテレス然り、ポリビオス然り、彼らは永劫回帰する統治形態の在り方に、人類社会の普遍的な歴史法則を見たのである。抑圧的な寡頭専制を打ち破る躍進のエネルギーが、民主…

コラム 権利と義務を巡る一考察

早稲田大学2年 竹内悠基鳥取県で人権条例なるものが制定された。この条例をめぐって、論争が生じている。権利とは何か。義務とは何か。 これらの問いは抽象的にのみではなく具体的に個人の生活に関わってくるものだ。 そして、常にこれらの問いを巡る衝突が…